SSS2017 (サイテクサイエンススクール2017)
2017年 12月 20日
東工大ScienceTechno3年のみぽりんこと三穂野春彦です。
12/2,3,9,10に東工大の南2号館でSSS2017(サイテクサイエンススクール2017)というイベントを行いました。
このイベントでは小学生が主体的に活動し、科学的な課題に対して想像力を活かして問題解決を図ります。グループワークを通じて互いの意見を交換する力を身に着けられるようになっており、科学の楽しさを体験することを目指しています。今回は「班のメンバーと協力すること」、「自分でアイデアを出して工作すること」、「失敗を恐れずに挑戦すること」を目標に様々な課題に取り組んでもらいました。課題に取り組むときに「観察」「考える」「伝える」「実験」という「実験の流れ」を意識してもらいました。
1日目は「ねんどジェスチャーゲーム」と「ひみつ道具プロジェクト」を行いました。「ねんどジェスチャーゲーム」は出されたお題をねんどとジェスチャーのみを使って班のメンバーに「伝える」ゲームです。集まった班のメンバーと仲良くなるともに、相手の様子を「観察」することと相手に「伝える」ことを実践できたと思います。「ひみつ道具プロジェクト」では身近な道具を「観察」し、どうすれば改善できるかを「考え」、自分たちの考えた新しい道具を発表してみんなに「伝え」てもらいました。

12/2,3,9,10に東工大の南2号館でSSS2017(サイテクサイエンススクール2017)というイベントを行いました。
このイベントでは小学生が主体的に活動し、科学的な課題に対して想像力を活かして問題解決を図ります。グループワークを通じて互いの意見を交換する力を身に着けられるようになっており、科学の楽しさを体験することを目指しています。今回は「班のメンバーと協力すること」、「自分でアイデアを出して工作すること」、「失敗を恐れずに挑戦すること」を目標に様々な課題に取り組んでもらいました。課題に取り組むときに「観察」「考える」「伝える」「実験」という「実験の流れ」を意識してもらいました。
1日目は「ねんどジェスチャーゲーム」と「ひみつ道具プロジェクト」を行いました。「ねんどジェスチャーゲーム」は出されたお題をねんどとジェスチャーのみを使って班のメンバーに「伝える」ゲームです。集まった班のメンバーと仲良くなるともに、相手の様子を「観察」することと相手に「伝える」ことを実践できたと思います。「ひみつ道具プロジェクト」では身近な道具を「観察」し、どうすれば改善できるかを「考え」、自分たちの考えた新しい道具を発表してみんなに「伝え」てもらいました。

2日目は「ボールアタックコンテスト」を行いました。子供たちは振子の先についているおもりが落下する勢いを受け止める構造を考えて工作しました。1日目の要素に「実験」を追加することで、「実験の流れ」を体験してもらいました。私は実験場で子供たちが「実験」するのを手伝っていましたが、実験するたびに記録が伸びていくのを嬉しく思っていました。
3日目は「橋づくり大作戦」の工作を行いました。これは子供たちが作った橋の上をおもりを乗せたトラックで渡り、どれだけ多くのおもりを載せられたかで競うコンテストです。子供たちは2日目で体験した「実験の流れ」を活かしてより強い橋を作ってもらいました。子供たちの発想が豊かで、我々大学生が半年近くかけて決めた橋の強度の想定をあっさり超えられてしまいました。

4日目は「橋づくり大作戦」の発表会を行いました。4日間の集大成として3日目の橋づくりで自分たちが学んだことについて発表してもらいました。発表準備の時間を多めにとることで発表原稿を作り、本番と同様に発表練習をすることができました。その結果、1・2日目よりも大きくはっきりした声で前を見て発表してくれました。この発表会には子供たちの親御さんもいらっしゃいましたが、緊張を乗り越えて素晴らしい発表をしてくれました。

サイテクサイエンススクールは今年で4回目を迎えますが、今年も4日間かけて子供たちが成長する様子を実感できました。特に今年は発表に力を入れたプログラム構成でした。4日目の素晴らしい発表は十分な発表準備の時間だけではなく、1・2日目の発表があったからこそできたものだと思います。
このイベントは今年の2月から準備していますが、その間様々な方にお世話になりました。参加してくださった子供たちと親御さん、当日スタッフと運営・開発メンバー、東工大の事務の方々、支援していただいた子どもゆめ基金、本当にありがとうございました。皆様のおかげでSSS2017を成功させることができました。
SSSという形で来年もイベントを行うかは私にはわかりませんが、これからも東工大ScienceTechnoは子供たちが科学的な課題に取り組めるような場を提供していくと思いますので、その時はぜひご参加ください。
by tscitech
| 2017-12-20 01:14
| イベント報告